fam を デ
フ ォ ル ト の フ
ォ ン ト フ ァ ミ
リ と し て 使 用
し ま す 。
マ ク ロ
フ ァ イ ル name.tmac
を 読 み 込 み ま
す 。 見 つ か ら
な け れ ば 、 か
わ り に tmac.name を
試 み ま す 。 ま
ず 最 初 に −M コ
マ ン ド ラ イ ン
オ プ シ ョ ン で
指 定 さ れ た デ
ィ レ ク ト リ 、
続 い て GROFF_TMAC_PATH 環
境 変 数 で 指 定
さ れ た デ ィ レ
ク ト リ 、 そ し
て 現 在 の デ ィ
レ ク ト リ (安 全
で な い モ ー ド
の 場 合 の み )、
ホ ー ム デ ィ レ
ク ト リ 、 /usr/share/tmac/、
/usr/share/tmac/、 /usr/share/tmac の
順 に 検 索 し ま
す 。
安 全 で
な い モ ー ド 。
こ れ に よ っ て
以 下 の リ ク エ
ス ト が 有 効 に
な り ま す : .open,
.opena, .pso, .sy, .pi. そ
う で な け れ ば
、 セ キ ュ リ テ
ィ の た め に こ
れ ら の 危 険 性
の あ る リ ク エ
ス ト は 禁 止 さ
れ て い ま す 。
ま た 現 在 の デ
ィ レ ク ト リ を
マ ク ロ 検 索 パ
ス に 加 え ま す
。
−R
troffrc
と troffrc-end を 読 み
ま せ ん 。
最 初 の
ペ ー ジ 番 号 を
num と し ま す 。
−olist
list
で 指 定 し た ペ
ー ジ の み を 出
力 し ま す 。 list
は 、 コ ン マ で
区 切 ら れ た ペ
ー ジ 範 囲 の 列
で す 。 ペ ー ジ
範 囲 の 指 定 方
法 は 以 下 の と
お り で す : n は
n ペ ー ジ の 出
力 、 m−n は
m ペ ー ジ か ら
n ペ ー ジ ま で
の 出 力 、 −n は
n ペ ー ジ ま で
の 出 力 、 n−
は n ペ ー ジ 以
降 の 出 力 を 意
味 し ま す 。 troff
は リ ス ト の 最
後 の ペ ー ジ を
印 刷 し 終 え る
と 終 了 し ま す
。
−rcn
数 値 レ
ジ ス タ c ま た
は name の 値 を n
と し ま す 。 c
は 1 文 字 の 名 前
で す 。 n は troff で
扱 え る 数 式 で
す 。
デ バ イ
ス name 用 の 出 力
を 生 成 し ま す
。 デ フ ォ ル ト
は ps で す 。
ァ イ ル
と DESC フ ァ イ ル
を 検 索 す る の
に 、 デ ィ レ ク
ト リ (ま た は デ
ィ レ ク ト リ パ
ス ) dir 以 下 の
devname (name は 出
力 デ バ イ ス 名 )
を 探 し ま す 。
他 の す べ て の
フ ォ ン ト デ ィ
レ ク ト リ よ り
前 に dir を 調 べ
ま す 。
指 定 し
た デ ィ レ ク ト
リ (ま た は デ ィ
レ ク ト リ パ ス )
dir か ら マ ク ロ
フ ァ イ ル を 検
索 し ま す 。 他
の す べ て の マ
ク ロ デ ィ レ ク
ト リ よ り 前 に
調 べ ま す 。
こ こ で
は UNIX troff に は 無 い
機 能 の み を 説
明 し ま す 。 長
い 名 前 数 値 レ
ジ ス タ 、 フ ォ
ン ト 、 文 字 列
/マ ク ロ /転 換 、
特 殊 文 字 の そ
れ ぞ れ の 名 前
の 長 さ は 任 意
で す 。 エ ス ケ
ー プ シ ー ケ ン
ス 中 、 す な わ
ち 2 文 字 の 名 前
(xx を 使 用 可
能 な 場 所 で 、
任 意 の 長 さ の
名 前 [xxx] を
使 用 可 能 で す
。
|
\[xxx] |
|
xxx で 呼
ば れ る 特 殊 文
字 を 表 示 し ま
す 。 |
|
\f[xxx]
フ ォ ン ト xxx を
設 定 し ま す 。
\*[xxx] 文 字 列
xxx を 挿 入 す る
。
\n[xxx] 数 値 レ
ジ ス タ xxx を 挿
入 す る 。 分 数
の ポ イ ン ト サ
イ ズ ス ケ ー ル
ド ポ イ ン ト は
1/sizescale ポ イ ン ト で
す 。 こ こ で sizescale
は DESC フ ァ イ ル
で 指 定 さ れ ま
す (デ フ ォ ル ト
値 は 1 で す )。 ま
た 、 新 し い ス
ケ ー ル イ ン ジ
ケ ー タ z が あ
り ま す 。 こ れ
は sizescale 倍 す る 効
果 が あ り ま す
。 troff に お け る リ
ク エ ス ト お よ
び エ ス ケ ー プ
シ ー ケ ン ス は
ポ イ ン ト サ イ
ズ を 表 す 引 数
を ス ケ ー ル ド
ポ イ ン ト 単 位
で 表 さ れ て い
る と し て 解 釈
し ま す が 、 こ
の よ う な 引 数
の 評 価 は デ フ
ォ ル ト の ス ケ
ー ル イ ン ジ ケ
ー タ z に て 行
い ま す 。 こ の
よ う に 取 り 扱
わ れ る 引 数 に
は 、 ps リ ク エ
ス ト の 引 数 、
cs リ ク エ ス ト
の 3 番 目 の 引 数
、 tkf リ ク エ ス
ト の 2 番 目 お よ
び 4 番 目 の 引 数
、 \H エ ス ケ ー
プ シ ー ケ ン ス
の 引 数 、 \s エ
ス ケ ー プ シ ー
ケ ン ス の 変 形
で 数 値 式 を 引
数 と し て 取 る
も の と が あ り
ま す 。 例 え ば
sizescale を 1000 と し ま す
; こ の 場 合 ス ケ
ー ル ド ポ イ ン
ト は ミ リ ポ イ
ン ト と な り ま
す ; リ ク エ ス ト
.ps 10.25 は .ps 10.25z と
同 じ で す し 、
ポ イ ン ト サ イ
ズ は 10250 ス ケ ー ル
ド ポ イ ン ト に
設 定 さ れ ま す
。 こ れ は 10.25 ポ イ
ン ト と 等 し い
値 で す 。 数 値
レ ジ ス タ \n[.s] は
ポ イ ン ト サ イ
ズ を 10 進 数 分 数
の ポ イ ン ト 単
位 で 返 し ま す
。 新 し い 数 値
レ ジ ス タ \n[.ps] も
あ り 、 こ れ は
ス ケ ー ル ド ポ
イ ン ト 単 位 で
の ポ イ ン ト サ
イ ズ を 返 し ま
す 。 デ フ ォ ル
ト の ス ケ ー ル
イ ン ジ ケ ー タ
が u, z の ど ち
ら で も な い 数
式 中 で z ス ケ
ー ル イ ン ジ ケ
ー タ を 使 用 す
る の は 無 意 味
で し ょ う 。 troff
は こ の よ う な
こ と を 禁 止 し
ま す 。 同 様 に
、 z が デ フ ォ
ル ト の ス ケ ー
ル イ ン ジ ケ ー
タ で あ っ た 数
式 に お い て z,
u の ど ち ら で
も な い ス ケ ー
ル イ ン ジ ケ ー
タ を 使 用 す る
の は 無 意 味 で
し ょ う 。 troff は
こ の よ う な こ
と を 禁 止 し ま
す 。 ま た 、 新
し い ス ケ ー ル
イ ン ジ ケ ー タ
s が あ り ま す
。 こ れ は も と
の 値 を ス ケ ー
ル ド ポ イ ン ト
の 単 位 数 で 逓
倍 し ま す 。 例
え ば 、 \n[.ps]s は
1m と 同 じ で す
。 s, z ス ケ ー ル
イ ン ジ ケ ー タ
を 混 同 し な い
よ う に し て 下
さ い 。 数 値 式
括 弧 内 の 数 式
中 に 空 白 を 含
め る こ と が 許
さ れ ま す 。
M
は em の 1/100 を 意 味
し ま す 。
|
e1>?e2 |
|
e1 と e2 と で 小
さ く な い 方 。 |
|
e1<?e2 |
|
e1 と e2 と で 大
き く な い 方 。 |
|
(c;e) |
|
c を デ フ ォ ル
ト の ス ケ ー ル
イ ン ジ ケ ー タ
と し て e を 評
価 し ま す 。 c
が 指 定 さ れ な
い 場 合 は e の
評 価 に お い て
ス ケ ー ル イ ン
ジ ケ ー タ は 無
視 さ れ ま す 。 |
新 し い
エ ス ケ ー プ シ
ー ケ ン ス
\A’anything’
1 ま た
は 0 に 展 開 さ
れ ま す 。 こ れ
は anything が 文 字 列
、 マ ク ロ 、 展
開 、 数 値 レ ジ
ス タ 、 環 境 、
フ ォ ン ト の い
ず れ か と し て
受 理 可 能 か 否
か に 依 存 し ま
す 。 anything が 空 の
場 合 に は 0 が
返 さ れ ま す 。
連 想 表 の よ う
な も の か ら ユ
ー ザ の 入 力 を
取 り 出 す よ う
な 場 合 に 有 効
で す 。
\B’anything’
こ れ は 数 値 式
anything が 正 当 か 否
か に 応 じ て 1
ま た は 0 に 展
開 さ れ ま す 。
anything が 空 の 場 合
は 0 を 返 し ま
す 。
\C’xxx’
xxx と い
う 名 前 の 文 字
を タ イ プ セ ッ
ト し ま す 。 通
常 、 \[xxx] を
使 用 す る 方 が
便 利 で す 。 し
か し \C の 優 位
点 は 、 最 近 の
UNIX と 互 換 性
が あ り 互 換 モ
ー ド に お い て
使 用 可 能 で あ
る こ と で す 。
|
\E エ ス ケ ー プ
文 字 と 等 価 で
す が 、 コ ピ ー
モ ー ド で は 解
釈 さ れ ま せ ん
。 例 え ば 、 上
付 き 文 字 の 始
ま り と 終 り の
文 字 列 は 次 の
よ う に 定 義 で
き ま す : |
.ds {
\v’−.3m’\s’\En[.s]*6u/10u’
.ds } \s0\v’.3m’
\E
を 使 用 す る と
、 例 え \*{ が コ
ピ ー モ ー ド に
お い て 解 釈 さ
れ る よ う な 場
合 で も 、 こ れ
ら の 定 義 が う
ま く 作 用 す る
こ と を 保 証 で
き ま す (例 え ば
マ ク ロ の 引 数
で 使 用 さ れ る
場 合 )。
|
\N’n’
コ ー ド |
|
n の 文
字 を 現 在 の フ
ォ ン ト で タ イ
プ セ ッ ト し ま
す 。 n は 任 意
の |
整 数 値
で す 。 ほ と ん
ど の デ バ イ ス
は 文 字 コ ー ド
が 0 か ら 255 ま で し
か あ り ま せ ん
。 現 在 の フ ォ
ン ト が 対 応 す
る コ ー ド の 文
字 を 持 た な い
場 合 、 ス ペ シ
ャ ル フ ォ ン ト
は 探 さ れ ま せ
ん 。 \N エ ス ケ
ー プ シ ー ケ ン
ス は char リ ク エ
ス ト と の 組 み
合 わ せ に よ り
便 利 に 使 え ま
す :
.char
\[phone] \f(ZD\N’37’ 各 文
字 の コ ー ド は
、 フ ォ ン ト 記
述 フ ァ イ ル で
、 charset コ マ ン ド
の 後 の 4 番 目 の
カ ラ ム に 書 か
れ て い ま す 。
文 字 の 名 前 と
し て −−− を
使 う こ と で 、
名 前 の 無 い 文
字 を フ ォ ン ト
記 述 フ ァ イ ル
に 組 み 込 む こ
と が 可 能 で す
。 こ れ ら の 文
字 を 使 用 す る
に は 、 \N エ ス
ケ ー プ シ ー ケ
ン ス を 使 う 方
法 し か あ り ま
せ ん 。
\R’name ±n’
こ れ は 、 次 の
も の と 同 じ 効
果 で す 。
.nr name ±n
|
\s(nn |
|
|
|
\s±(nn ポ イ ン
ト サ イ ズ を |
|
nn ポ イ ン ト に
設 定 し ま す ; nn
は 正 確 に 2 桁 の
10 |
進 数 で
あ る 必 要 が あ
り ま す 。
|
\s[±n] |
|
|
|
\s±[n] |
|
|
|
\s’±n’ |
|
|
|
\s±’n’ ポ
イ ン ト サ イ ズ
を |
|
n ス ケ ー ル ド
ポ イ ン ト に し
ま す ; n は 数 値
式 で あ |
り 、 デ
フ ォ ル ト ス ケ
ー ル イ ン ジ ケ
ー タ は z で す
。
\V[xxx]
getenv(3) で
返 さ れ る 環 境
変 数 xxx の 内 容
を 挿 入 し ま す
。 \V は コ ピ ー
モ ー ド で 解 釈
さ れ ま す 。
\Y[xxx]
こ れ は
\X’\*[xxx]’ と
ほ と ん ど 同 一
で す 。 し か し
文 字 列 /マ ク ロ
xxx は 解 釈 さ れ
ま せ ん ; ま た xxx
が マ ク ロ と と
し て 定 義 さ れ
る こ と が 許 さ
れ て お り 、 改
行 文 字 を 含 ん
で も 良 い で す (
\X の 引 数 は 改
行 文 字 を 含 ん
で は な り ま せ
ん )。 改 行 文 字
を 含 む 場 合 に
は UNIX troff 出 力 フ ォ
ー マ ッ ト が 拡
張 さ れ て い る
必 要 が あ り ま
す 。 ま た 、 こ
の 拡 張 を 知 ら
な い ド ラ イ バ
ー を 混 乱 さ せ
て し ま い ま す
。
\Z’anything’
anything を 表
示 し た あ と 水
平 位 置 及 び 垂
直 位 置 を 元 に
戻 し ま す ; anything
は タ ブ や リ ー
ダ ー を 含 ん で
は な り ま せ ん
。
|
\$0 現 在 の マ ク
ロ が 呼 び 出 さ
れ た 名 前 で す
。 |
|
als リ ク エ ス ト
は マ ク ロ に 複 |
数 の 名
前 を 持 た せ る
こ と が で き ま
す 。
|
\$* マ ク
ロ 中 で 、 全 て
の 引 数 を 空 白
で 区 切 っ て 結
合 し た 文 字 列
に な り ま す 。 |
|
\$@ マ ク ロ 中 で
、 各 引 数 を ダ
ブ ル ク ォ ー ト
で 括 り 、 そ の
全 て を 空 白 で
区 切 っ て 結 合
し た 文 字 列 に
な り ま す 。 |
|
\$(nn |
\$[nnn]
マ ク ロ 中 で 、
nn番 目 も し く
は nnn番 目 の 引
数 を 与 え ま す
。 マ ク ロ の 取
り う る 引 数 の
数 に は 制 限 は
あ り ま せ ん 。
\?anything\? 転 換 中
で 使 用 す る と
、 anything を 転 換 中
に 透 過 的 に 埋
め 込 み ま す 。
anything は コ ピ ー モ
ー ド で 読 ま れ
ま す 。 転 換 の
内 容 が 後 で 読
み 込 ま れ る 時
、 anything は 解 釈 さ
れ ま す 。 anything は
改 行 文 字 を 含
ん で は な り ま
せ ん ; 転 換 中 に
改 行 文 字 を 埋
め 込 み た い 場
合 に は \! を 使
用 し て 下 さ い
。 エ ス ケ ー プ
シ ー ケ ン ス \?
は コ ピ ー モ ー
ド に お い て 認
識 さ れ 、 単 一
の 内 部 コ ー ド
に 変 換 さ れ ま
す ; anything の 終 了
を 表 す の が こ
の コ ー ド で す
。 そ れ ゆ え 、
.nr x 1
.nf
.di d
\?\\?\\\\?\\\\\\\\nx\\\\?\\?\?
.di
.nr x 2
.di e
.d
.di
.nr x 3
.di f
.e
.di
.nr x 4
.f は4 を 表 示 し
ま す 。
|
\/ 先 行 す る 文
字 の 幅 を 増 や
し ま す 。 そ の
結 果 、 継 続 す
る 文 字 が ロ ー
マ ン 文 字 の 場
合 、 先 行 す る
文 字 と 継 続 す
る 文 字 と の 間
隔 が 正 し く な
り ま す 。 例 え
ば 、 イ タ リ ッ
ク の |
f の 直 後
に ロ ー マ ン の
右 括 弧 が 続 く
場 合 、 ほ と ん
ど の フ ォ ン ト
に お い て f の 右
上 の 部 分 が 右
括 弧 の 左 上 の
部 分 と が 重 な
り f) と な り ま
す 。 こ れ は 醜
い で す 。 \/ を
挿 入 す る こ と
に よ り f) と な
り こ の 問 題 を
防 ぎ ま す 。 こ
の エ ス ケ ー プ
シ ー ケ ン ス を
、 イ タ リ ッ ク
文 字 の 直 後 に
空 白 を は さ ま
ず に ロ ー マ ン
文 字 が 続 く 場
合 に は 常 に 使
用 す る こ と は
良 い 考 え で す
。
|
\, 後 続
す る 文 字 の 空
白 を 修 正 し ま
す 。 そ の 結 果
、 先 行 す る 文
字 が ロ ー マ ン
文 字 の 場 合 、
そ の 文 字 と 先
行 す る 文 字 と
の 間 の 空 白 が
正 し く な り ま
す 。 例 え ば |
\, を 括
弧 と f の 間 に 挿
入 す る こ と に
よ り 、 (f は (f
と な り ま す 。
ロ ー マ ン 文 字
の 直 後 に 空 白
を は さ ま ず に
イ タ リ ッ ク 文
字 が 続 く 場 合
に は 常 に 使 用
す る こ と は 良
い 考 え で す 。
|
\) |
|
\& に 似
て い ま す が 、
cflags リ ク エ ス ト
に よ り 宣 言 さ
れ た 文 字 と し
て 動 作 し ま す
。 こ の は 文 の
終 了 判 定 の た
め に 使 用 し ま
す 。 |
|
\~ |
|
|
行 分 割
さ れ な い が 、
行 内 部 の 空 白
調 整 に お い て
普 通 の 単 語 間
空 白 と 同 様 に
伸 び 縮 み す る
空 白 を 生 成 し
ま す 。
|
|
|
|
|
\: 幅 が |
|
0 の ブ レ ー ク ポ
イ ン ト を 挿 入
し ま す 。 \% と
等 価 で す が ソ
フ ト ハ |
イ フ ン
文 字 を 挿 入 し
ま せ ん 。
|
\# 次 の
改 行 文 字 |
|
(こ れ を
含 み ま す ) ま で
の 全 て を 無 視
し ま す 。 コ ピ
ー |
モ ー ド
で 解 釈 さ れ て
い ま す 。 こ れ
は \" に 似 て い
ま す が 、 \" は
最 後 の 改 行 文
字 を 無 視 し な
い と こ ろ が 違
い ま す 。 新 し
い リ ク エ ス
ト
.aln xx yy
数 値 レ ジ ス タ
オ ブ ジ ェ ク ト
で 名 前 が yy の
も の へ の エ イ
リ ア ス xx を 作
成 し ま す 。 新
し い 名 前 と 古
い 名 前 は 完 全
に 等 価 に な り
ま す 。 も し yy
が 未 定 義 の 場
合 、 タ イ プ reg
の 警 告 が 生 成
さ れ 、 リ ク エ
ス ト は 無 視 さ
れ ま す 。
.als xx yy
yy と い
う 名 前 の リ ク
エ ス ト /文 字 列
/マ ク ロ /転 換 の
各 オ ブ ジ ェ ク
ト に 対 す る エ
イ リ ア ス xx を
作 成 し ま す 。
新 し い 名 前 と
古 い 名 前 は 完
全 に 等 価 に な
り ま す (ソ フ ト
リ ン ク に 対 す
る ハ ー ド リ ン
ク の よ う な も
の で す )。 yy が
未 定 義 な ら 、
タ イ プ mac の 警
告 が 生 成 さ れ
、 リ ク エ ス ト
は 無 視 さ れ ま
す 。 マ ク ロ /転
換 /文 字 列 転 換
が 現 在 未 定 義
で あ る 場 合 、
も し く は リ ク
エ ス ト と し て
定 義 さ れ て い
る 場 合 に は 、
de, am, di, da, ds,
as リ ク エ ス ト
は 新 し い オ ブ
ジ ェ ク ト を 生
成 す る だ け で
す ; こ れ ら は 通
常 は 既 に 存 在
す る オ ブ ジ ェ
ク ト の 値 を 変
更 し ま す 。
.am1 xx yy
.am と 同
様 で す が 、 実
行 中 に 互 換 モ
ー ド は オ フ に
な り ま す 。 入
る 時 に 現 在 の
互 換 モ ー ド が
保 存 さ れ 、 終
了 時 に 回 復 さ
れ ま す 。
.asciify xx
こ の リ ク エ ス
ト は 、 転 換 xx
を 以 下 の よ う
に ’ア ン フ ォ ー
マ ッ ト ’ し ま
す 。 す な わ ち
フ ォ ー マ ッ ト
さ れ xx に 転 換
格 納 さ れ た
ASCII と 空 白 文
字 (そ し て い く
つ か の エ ス ケ
ー プ シ ー ケ ン
ス ) が 、 xx が 再
度 読 み 込 ま れ
る 時 に 、 普 通
に 入 力 さ れ た
文 字 と し て 扱
わ れ ま す 。 .writem
リ ク エ ス ト と
組 み 合 わ せ た
転 換 で 有 用 で
す 。 ま た 大 々
的 な ハ ッ ク に
も 利 用 で き ま
す 。 例 え ば 、
.tr @.
.di x
@nr n 1
.br
.di
.tr @@
.asciify x
.x は レ ジ ス タ n
を 1 に 設 定 し ま
す 。 グ リ フ 情
報 (フ ォ ン ト 、
フ ォ ン ト サ イ
ズ 等 々 ) は 保 存
さ れ ま せ ん 。
代 わ り に .unformat
を 使 っ て く だ
さ い 。
.backtrace 入
力 ス タ ッ ク の
バ ッ ク ト レ ー
ス を 標 準 エ ラ
ー 出 力 に 出 力
し ま す 。
.blm xx 空 行 マ ク
ロ を xx に 設 定
し ま す 。 空 行
マ ク ロ が 存 在
す る 場 合 、 空
行 に 出 会 っ た
時 に 、 通 常 の troff
の 振 舞 と は 異
な り 、 こ の マ
ク ロ を 呼 び 出
し ま す 。
.box xx
.boxa xx こ れ ら の
リ ク エ ス ト は
、 途 中 ま で 行
詰 め さ れ た 行
が 転 換 の 一 部
に な ら ず (つ ま
り 転 換 は 常 に
改 行 か ら 始 ま
り ま す )、 し か
し 転 換 の 終 了
後 に 戻 さ れ 、
転 換 か ら 生 じ
た で あ ろ う 途
中 ま で 行 詰 め
さ れ た 行 を 破
棄 す る と い う
点 を 除 い て 、
di と da リ ク エ
ス ト と 同 様 で
す 。
|
.break |
|
while ル ー プ を 抜
け ま す 。 while,
continue リ ク エ ス ト
も 見 て 下 さ い
。 br リ ク エ ス
ト と 混 同 し な
い よ う に し て
下 さ い 。 |
|
.brp |
|
\p と 同 様 で す
。 |
.cflags n c1 c2...
文 字 c1, c2,... は 、
n で 定 義 さ れ
る プ ロ パ テ ィ
を 持 ち ま す 。
こ こ で n は 以
下 の も の を OR し
た も の で す 。
|
1 こ の 文 字 で 文
が 終 り ま す 。 |
|
(初 期 状 態 で は
文 字 .?! が こ の
プ ロ |
パ テ ィ
を 持 ち ま す );
|
2 こ の 文
字 の 前 で ラ イ
ン ブ レ イ ク 可
能 で す |
|
(初 期 状
態 で は こ の プ |
ロ パ テ
ィ を 持 つ 文 字
は あ り ま せ ん );
両 側 の 文 字 が
非 0 の ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン コ ー
ド を 持 つ 場 合
を 除 き 、 こ の
プ ロ パ テ ィ を
持 つ 文 字 の 場
所 で ラ イ ン ブ
レ イ ク は し ま
せ ん 。
|
4 こ の 文
字 の 後 で ラ イ
ン ブ レ イ ク 可
能 で す |
|
(初 期 状
態 で は 文 字 |
−\(hy\(em が
こ の プ ロ パ テ
ィ を 持 ち ま す );
両 側 の 文 字 が
非 0 の ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン コ ー
ド を 持 つ 場 合
を 除 き 、 こ の
プ ロ パ テ ィ を
持 つ 文 字 の 場
所 で ラ イ ン ブ
レ イ ク は し ま
せ ん 。
|
8 こ の 文
字 は 水 平 に オ
ー バ ラ ッ プ し
ま す 。 |
|
(初 期 状
態 で は 文 字 |
\(ul\(rn\(ru が
こ の プ ロ パ テ
ィ を 持 ち ま す );
|
16 こ の 文
字 は 垂 直 に オ
ー バ ラ ッ プ し
ま す 。 |
|
(初 期 状
態 で は 文 字 |
\(br が こ
の プ ロ パ テ ィ
を 持 ち ま す );
|
32 こ の プ
ロ パ テ ィ を 持
つ 文 字 が 任 意
数 後 続 し そ の
後 に 改 行 も し
く は |
2 つ の 空
白 が 後 続 す る
よ う な 文 の 終
り を 表 す 文 字
は 、 文 の 終 り
と し て 扱 わ れ
ま す ; 言 い 替 え
る と 、 こ の 文
字 は 文 の 終 り
の 認 識 に お い
て 透 過 で す ; TeX に
お い て ゼ ロ 空
白 フ ァ ク タ を
持 つ の と 同 じ
で す (初 期 状 態
で は 文 字
"’)]*\(dg\(rq が こ の
プ ロ パ テ ィ を
持 ち ま す )。
.char c string
文 字 c を string と
定 義 し ま す 。
文 字 c が 表 示
さ れ る 必 要 が
あ る 時 は い つ
で も 、 一 時 的
な 環 境 で string が
処 理 さ れ 、 結
果 が 単 一 の オ
ブ ジ ェ ク ト し
て 生 成 さ れ ま
す 。 string の 処 理
中 は 、 互 換 モ
ー ド は オ フ に
さ れ エ ス ケ ー
プ 文 字 は \ に
設 定 さ れ ま す
。 太 字 化 /定 空
白 化 /カ ー ニ ン
グ は 、 string の 各
文 字 で は な く
こ の オ ブ ジ ェ
ク ト に 対 し て
適 用 さ れ ま す
。 こ の リ ク エ
ス ト に よ っ て
定 義 さ れ た 文
字 は 、 出 力 デ
バ イ ス に よ っ
て 提 供 さ れ る
通 常 の 文 字 の
よ う に 使 用 で
き ま す 。 特 に
、 他 の 文 字 は
こ の 文 字 に tr
リ ク エ ス ト に
よ っ て 変 換 可
能 で す ; こ の 文
字 は lc リ ク エ
ス ト に よ っ て
リ ー ダ 文 字 と
す る こ と が 可
能 で す ; \l, \L エ
ス ケ ー プ シ ー
ケ ン ス に よ っ
て 、 こ の 文 字
を 繰 り 返 し パ
タ ン で 使 用 す
る こ と が 可 能
で す ; hcode リ ク エ
ス ト に よ っ て
こ の 文 字 が ハ
イ フ ネ ー シ ョ
ン コ ー ド を 持
て ば 、 こ の 文
字 を 含 む 語 は
正 確 に ハ イ フ
ネ ー シ ョ ン 可
能 で す 。 ま た
特 殊 な 非 再 帰
機 能 が あ り ま
す : 文 字 の 定 義
中 に い て 使 用
さ れ る 文 字 は
、 通 常 の 文 字
と し て 扱 わ れ
、 char で は 定 義
さ れ た も の で
は あ り ま せ ん
。 文 字 の 定 義
は rchar リ ク エ ス
ト に て 除 去 可
能 で す 。
.chop xx マ ク ロ
/文 字 列 /転 換 xx
か ら 最 後 の 文
字 を 切 り 落 と
し ま す 。 文 字
列 と し て 挿 入
さ れ る 転 換 か
ら 最 後 の 改 行
文 字 を 除 去 す
る の に 有 効 で
す 。
.close stream
stream と い
う 名 前 の ス ト
リ ー ム を ク ロ
ー ズ し ま す ; stream
は write リ ク エ ス
ト の 引 数 と は
な り え な く な
り ま す 。 open リ
ク エ ス ト を 見
て 下 さ い 。
.continue
while ル ー
プ の 現 在 の 繰
り 返 し を 終 了
し ま す 。 while,
break リ ク エ ス ト
も 見 て 下 さ い
。
|
.cp n |
|
n が 非 ゼ ロ か
存 在 し な い 場
合 、 互 換 モ ー
ド を 有 効 に し
ま す 。 そ う で
な い 場 合 は 互
換 モ ー ド を 無
効 に し ま す 。
互 換 モ ー ド で
は 、 長 い 名 前
は 理 解 さ れ ず
、 長 い 名 前 に
起 因 す る 非 互
換 性 の 問 題 は
発 生 し ま せ ん
。 |
.dei xx yy
間 接 的 に マ ク
ロ を 定 義 し ま
す 。 次 の 例 は
.ds xx aa
.ds yy bb
.dei xx yy 以 下 と 等 価
で す 。
.de aa
bb
.de1 xx yy
.de と 同
様 で す が 、 実
行 中 に 互 換 モ
ー ド は オ フ に
な り ま す 。 入
る 時 に 現 在 の
互 換 モ ー ド が
保 存 さ れ 、 終
了 時 に 回 復 さ
れ ま す 。
.do xxx
.xxx を 互
換 モ ー ド を 無
効 に し て 解 釈
し ま す 。 例 え
ば
.do fam
T は 、 互 換 モ ー
ド が 有 効 で あ
っ て も 機 能 す
る こ と を 除 け
ば 、
.fam T
と 同 じ 効 果 を
持 ち ま す 。 xxx
で 使 用 す る フ
ァ イ ル を 解 釈
す る 前 に 互 換
モ ー ド は 元 に
戻 さ れ る こ と
に 注 意 し て 下
さ い 。
|
.ecs 現 在 の エ ス
ケ ー プ 文 字 を
保 存 し ま す 。 |
|
|
.ecr |
|
ecs
で 保 存 し た エ
ス ケ ー プ 文 字
を 復 帰 し ま す
。 事 前 に ecs を
呼 び 出 し て い
な い と ’\’ が
新 し い エ ス ケ
ー プ 文 字 に な
り ま す 。
.evc xx
環 境 xx の 内 容
を 、 現 在 の 環
境 へ コ ピ ー し
ま す 。 環 境 の
プ ッ シ ョ お よ
び ポ ッ プ は 行
い ま せ ん 。
.fam xx 現 在 の フ
ォ ン ト フ ァ ミ
リ を xx に 設 定
し ま す 。 現 在
の フ ォ ン ト フ
ァ ミ リ は 現 在
の 環 境 の 一 部
で す 。 xx が 無
い 場 合 は 以 前
の フ ォ ン ト フ
ァ ミ リ に 戻 り
ま す 。 フ ォ ン
ト フ ァ ミ リ に
関 す る さ ら な
る 情 報 は 、 sty
リ ク エ ス ト の
解 説 を 見 て 下
さ い 。
.fspecial f s1 s2... 現
在 の フ ォ ン ト
が f の 場 合 、
フ ォ ン ト s1, s2,...
が ス ペ シ ャ ル
と な り ま す 。
す な わ ち 、 現
在 の フ ォ ン ト
で 存 在 し な い
文 字 が ス ペ シ
ャ ル フ ォ ン ト
に お い て 探 さ
れ ま す 。 special リ
ク エ ス ト で 指
定 さ れ た フ ォ
ン ト は fspecial リ ク
エ ス ト で 指 定
さ れ た フ ォ ン
ト の 後 に 探 さ
れ ま す 。
.ftr f g フ ォ ン
ト f を g に 変
換 し ま す 。 \f
エ ス ケ ー プ シ
ー ケ ン ス 中 、
ft, ul, bd, cs, tkf,
special, fspecial, fp, sty
リ ク エ ス ト 中
で 、 名 前 f で
参 照 さ れ る フ
ォ ン ト に 関 し
て 、 フ ォ ン ト
g が 使 用 さ れ
ま す 。 g が 指
定 さ れ な い 場
合 お よ び f と
等 し い 場 合 は
、 フ ォ ン ト f
は 変 換 さ れ ま
せ ん 。
.hcode c1 code1 c2 code2...
ハ イ フ ネ ー シ
ョ ン コ ー ド の
設 定 を 、 文 字
c1 に 対 し code1 、
文 字 c2 に 対 し
code2 と い う ふ う
に 行 い ま す 。
ハ イ フ ネ ー シ
ョ ン コ ー ド は
、 数 字 も し く
は 空 白 以 外 の
単 一 入 力 文 字
(非 ス ペ シ ャ ル
な 文 字 ) で あ る
必 要 が あ り ま
す 。 初 期 状 態
で は 、 各 小 文
字 は ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン コ ー
ド を そ れ 自 体
の 文 字 と し て
持 ち 、 各 大 文
字 は ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン コ ー
ド を 各 小 文 字
と し て 持 ち ま
す 。 hpf リ ク エ
ス ト も 見 て 下
さ い 。
.hla lang 現 在 の
ハ イ フ ネ ー シ
ョ ン 言 語 を lang
に 設 定 し ま す
。 hw リ ク エ ス
ト で 指 定 さ れ
る ハ イ フ ネ ー
シ ョ ン 例 外 お
よ び hpf リ ク エ
ス ト で 指 定 さ
れ る ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン パ タ
ン は 現 在 の ハ
イ フ ネ ー シ ョ
ン 言 語 に 関 連
づ け ら れ ま す
。 hla リ ク エ ス
ト は 通 常 troffrc フ
ァ イ ル か ら 起
動 さ れ ま す 。
|
.hlm n ハ イ フ
ネ ー シ ョ ン さ
れ た 行 が 連 続
で き る 行 数 の
最 大 値 を |
|
n に 設 定 し
ま
す 。 n
が 負 の 場 合 、
最 大 値 は あ り
ま せ ん 。 デ フ
ォ ル ト 値 は −1
で す 。 こ の 値
は 現 在 の 環 境
と 関 連 づ け ら
れ て い ま す 。
行 数 の カ ウ ン
ト は 、 一 つ の
環 境 の 中 で そ
の 環 境 で の 最
大 値 ま で 行 わ
れ ま す 。 \% の
結 果 の ハ イ フ
ン は カ ウ ン ト
さ れ ま す ; 明 示
的 な ハ イ フ ン
は カ ウ ン ト さ
れ ま せ ん 。
.hpf file
ハ イ フ ネ ー シ
ョ ン パ タ ン を
file か ら 読 み 込
み ま す ; フ ァ イ
ル の 探 索 は 、
−mname オ プ シ
ョ ン が 指 定 さ
れ た 時 に name.tmac
が 探 さ れ る の
と 同 じ 方 法 で
行 わ れ ま す 。
こ の パ タ ン は TeX
に お け る \patterns プ
リ ミ テ ィ ブ の
引 数 と 同 じ フ
ォ ー マ ッ ト で
あ る 必 要 が あ
り ま す ; こ の フ
ァ イ ル 中 の 文
字 は ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン コ ー
ド と し て 解 釈
さ れ ま す 。 パ
タ ン フ ァ イ ル
中 の % 文 字 は
行 末 ま で の コ
メ ン ト を 表 し
ま す 。 ハ イ フ
ネ ー シ ョ ン パ
タ ン の セ ッ ト
は hla リ ク エ ス
ト に よ り 指 定
さ れ る 言 語 に
関 連 づ け ら れ
ま す 。 hpf リ ク
エ ス ト は 通 常
troffrc フ ァ イ ル に
よ り 起 動 さ れ
ま す 。
|
.hym n ハ イ フ
ネ ー シ ョ ン マ
ー ジ ン を |
|
n に 設 定 し ま
す : 現 在 の 修 正
モ ー ド が b |
で は な
い 時 、 行 が n
よ り 短 い 場 合
に は 行 は ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
さ れ ま せ ん 。
デ フ ォ ル ト の
ハ イ フ ネ ー シ
ョ ン マ ー ジ ン
は 0 で す 。 こ の
リ ク エ ス ト に
対 す る デ フ ォ
ル ト の ス ケ ー
リ ン グ イ ン ジ
ケ ー タ は m で
す 。 ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン マ ー
ジ ン は 現 在 の
環 境 と 関 連 づ
け ら れ て い ま
す 。 現 在 の ハ
イ フ ネ ー シ ョ
ン マ ー ジ ン は
\n[.hym] レ ジ ス タ を
介 し て 利 用 可
能 で す 。
|
.hys n ハ
イ フ ネ ー シ ョ
ン 空 白 を |
|
n に 設
定 し ま す : 現 在
の 修 正 モ ー ド
が b の 場 |
合 、 各
単 語 の 間 の 間
隔 に 追 加 す る
間 隔 の 幅 を n
以 下 で 行 調 整
が 済 ま せ ら れ
る 場 合 、 そ の
行 は ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン さ れ
ま せ ん 。 デ フ
ォ ル ト の ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
空 白 は 0 で す 。
こ の リ ク エ ス
ト に 対 す る デ
フ ォ ル ト の ス
ケ ー リ ン グ イ
ン ジ ケ ー タ は
m で す 。 ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
空 白 は 現 在 の
環 境 と 関 連 づ
け ら れ て い ま
す 。 現 在 の ハ
イ フ ネ ー シ ョ
ン 空 白 は \n[.hys] レ
ジ ス タ を 介 し
て 利 用 可 能 で
す 。
.kern n
n が 非 0
か 指 定 さ れ な
い 場 合 、 文 字
ペ ア 間 カ ー ニ
ン グ を 有 効 に
し ま す 。 そ う
で な い 場 合 は
文 字 ペ ア 間 の
カ ー ニ ン グ を
無 効 に し ま す
。
.length xx string
string の 長
さ を 計 算 し 、
こ れ を 数 値 レ
ジ ス タ xx (前 も
っ て 定 義 す る
必 要 は あ り ま
せ ん ) に 入 れ て
返 し ま す 。
.linetabs n
n が 0 で
な い か 省 略 さ
れ る と ラ イ ン
-タ ブ モ ー ド が
有 効 に な り 、
そ う で な い 場
合 は 無 効 に し
ま す (デ フ ォ ル
ト は 無 効 で す
)。 ラ イ ン -タ ブ
モ ー ド で は タ
ブ の 幅 が (現 在
の ) 出 力 行 に 応
じ て 計 算 さ れ
ま す 。 そ う で
な い 場 合 は 入
力 行 に 応 じ て
計 算 さ れ ま す
。 例 え ば 次 の
ソ ー ス
.ds x a\t\c
.ds y b\t\c
.ds z c
.ta 1i 3i
\*x
\*y
\*z は 以 下 を 生
成 し ま す 。
a b c ラ
イ ン -タ ブ モ ー
ド で は 同 じ コ
ー ド が 以 下 の
よ う に な り ま
す 。
a b c ラ
イ ン -タ ブ モ ー
ド は 現 在 の 環
境 に 関 連 づ け
ら れ ま す 。 ラ
イ ン -タ ブ モ ー
ド で は 読 み 出
し 専 用 の 数 値
レ ジ ス タ \n[.linetabs]
が 1 に セ ッ ト
さ れ 、 そ う で
な け れ ば 0 に セ
ッ ト さ れ ま す
。
.mso file
−m コ
マ ン ド ラ イ ン
オ プ シ ョ ン が
指 定 さ れ た 場
合 に マ ク ロ フ
ァ イ ル を 検 索
す る の と 同 じ
デ ィ レ ク ト リ
で file を 検 索 す
る 点 を 除 い て
so リ ク エ ス ト
と 同 じ で す 。
イ ン ク ル ー ド
す る フ ァ イ ル
名 が name.tmac の 形
式 で 、 見 つ か
ら な い 場 合 は
、 代 わ り に mso
は tmac.name を イ ン
ク ル ー ド し よ
う と し ま す 。
逆 も ま た 同 様
で す 。
.nop anything
anything を
実 行 し ま す 。
こ れ は ’.if 1’ と
同 様 で す 。
|
.nroff |
|
n ビ ル ト イ ン
条 件 を 真 に し
、 t ビ ル ト イ
ン 条 件 を 偽 に
し ま す 。 troff リ
ク エ ス ト を 使
用 す る こ と で
、 逆 に で き ま
す 。 |
.open stream filename
filename を
書 き 込 み の た
め に オ ー プ ン
し 、 stream と い う
名 前 の ス ト リ
ー ム と 関 連 づ
け ま す 。 close,
write リ ク エ ス ト
も 見 て 下 さ い
。
.opena stream filename
open と 同
様 で す が 、 filename
が 存 在 す る 場
合 、 縮 小 す る
こ と は せ ず に
、 ア ペ ン ド し
ま す 。
|
.pnr 現 在 定 義 さ
れ て い る 数 値
レ ジ ス タ の 名
前 と 内 容 を 標
準 エ ラ ー 出 力
に 出 力 し ま す
。 |
.psbb filename
PostScript イ メ
ー ジ filename の バ ウ
ン デ ィ ン グ ボ
ッ ク ス を 得 ま
す 。 こ の フ ァ
イ ル は 、 Adobe の Document
Structuring Conventions に 従 う こ
と が 必 要 で す
。 こ の コ マ ン
ド は 、 %%BoundingBox コ
メ ン ト を 探 し
、 バ ウ ン デ ィ
ン グ ボ ッ ク ス
値 を 得 ま す 。
呼 び 出 し に 成
功 す る と 、 左
下 と 右 上 の 角
の 座 標 が (PostScript 単
位 で )、 レ ジ ス
タ \n[llx], \n[lly], \n[urx],
\n[ury] に そ れ ぞ れ
設 定 さ れ ま す
。 な ん ら か の
エ ラ ー が 発 生
す る と 、 4 個 の
レ ジ ス タ は 0 に
設 定 さ れ ま す
。
.pso command
入 力 が command の 標
準 出 力 で あ る
こ と を 除 け ば
、 so リ ク エ ス
ト の よ う に 動
作 し ま す 。
|
.ptr 全 て の ト ラ
ッ プ |
|
(入 力 行 の ト ラ
ッ プ と 転 換 の
ト ラ ッ プ は 除
き ま す ) の 名 |
前 と 位
置 を 標 準 エ ラ
ー 出 力 に 出 力
し ま す 。 ペ ー
ジ ト ラ ッ プ リ
ス ト の 空 の ス
ロ ッ ト も 出 力
さ れ ま す 。 な
ぜ な ら 、 後 で
設 置 さ れ る ト
ラ ッ プ の 優 先
度 に 影 響 を 与
え 得 る か ら で
す 。
.rchar c1 c2...
文 字 c1, c2,... の 定
義 を 取 り 除 き
ま す 。 char リ ク
エ ス ト の 影 響
を 取 り 除 き ま
す 。
.return マ ク ロ 中 で
あ れ ば 即 座 に
復 帰 し ま す 。
そ れ 以 外 で は
何 も し ま せ ん
。
|
.rj |
|
|
|
.rj n 後 続 す
る |
|
n 入 力 行 を 右
揃 え し ま す 。
引 数 が 無 い 場
合 、 次 の 行 を
右 揃 え |
し ま す
。 右 揃 え さ れ
る 行 の 数 は \n[.rj]
レ ジ ス タ を 介
し て 利 用 可 能
で す 。 本 リ ク
エ ス ト に よ り
暗 黙 的 に .ce 0
と な り ま す 。
ce リ ク エ ス ト
は 暗 黙 的 に
.rj 0 し ま す 。
.rnn xx yy
数 値 レ ジ ス タ
xx を yy に リ ネ
ー ム し ま す 。
|
.shc c ソ フ ト
ハ イ フ ン 文 字
を |
|
c に し ま す 。
c が 省 略 さ れ
た 場 合 、 ソ フ
ト ハ |
イ フ ン
文 字 は デ フ ォ
ル ト の \(hy に な
り ま す 。 ソ フ
ト ハ イ フ ン 文
字 は 、 語 が ラ
イ ン ブ レ イ ク
に よ っ て ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
さ れ る 時 に 挿
入 さ れ る 文 字
で す 。 ブ レ イ
ク す べ き 位 置
の 直 前 の 文 字
の フ ォ ン ト に
ソ フ ト ハ イ フ
ン 文 字 が 存 在
し な い 場 合 、
そ の よ う な 位
置 で は ブ レ イ
ク し ま せ ん 。
ソ フ ト ハ イ フ
ン 文 字 を 見 付
け る 時 に は 、
定 義 ( char リ ク エ
ス ト で 指 定 ) も
変 換 ( tr リ ク エ
ス ト で 指 定 ) も
解 釈 さ れ ま せ
ん 。
.shift n
マ ク ロ 中 で 引
数 を n ポ ジ シ
ョ ン だ け シ フ
ト し ま す : 引 数
i は 引 数 i−n
と な り ま す ; 引
数 1 か ら n は 使
用 不 能 と な り
ま す 。 n が 指
定 さ れ な い 場
合 、 引 数 は 1 シ
フ ト さ れ ま す
。 負 の シ フ ト
は 現 在 未 定 義
で す 。
.special s1 s2... フ ォ
ン ト s1, s2, は ス
ペ シ ャ ル で あ
り 、 現 在 の フ
ォ ン ト に は 無
い 文 字 が 探 さ
れ ま す 。
.sty n f ス タ イ
ル f を フ ォ ン
ト 位 置 n と 関
連 づ け ま す 。
フ ォ ン ト 位 置
は フ ォ ン ト も
し く は ス タ イ
ル と 関 連 づ け
可 能 で す 。 現
在 の フ ォ ン ト
は フ ォ ン ト 位
置 の イ ン デ ッ
ク ス で あ り 、
つ ま り 、 フ ォ
ン ト も し く は
ス タ イ ル で す
。 現 在 の フ ォ
ン ト が ス タ イ
ル で あ る 場 合
、 実 際 に 使 用
さ れ る フ ォ ン
ト は 、 現 在 の
フ ァ ミ リ 名 と
現 在 の ス タ イ
ル 名 と を 結 合
し た 名 前 を も
つ も の と な り
ま す 。 例 え ば
現 在 の フ ォ ン
ト が 1 で あ り 、
フ ォ ン ト 位 置 1
が ス タ イ ル R
と 関 連 づ け ら
れ て お り 、 現
在 の フ ォ ン ト
フ ァ ミ リ が T
で あ る 場 合 、
フ ォ ン ト TR が
使 用 さ れ ま す
。 現 在 の フ ォ
ン ト が ス タ イ
ル で は な い 場
合 、 現 在 の フ
ァ ミ リ は 無 視
さ れ ま す 。 リ
ク エ ス ト cs, bd,
tkf, uf, fspecial が ス
タ イ ル に 適 用
さ れ る 場 合 、
実 際 は 当 該 ス
タ イ ル に 対 応
す る 現 在 の フ
ァ ミ リ の メ ン
バ に 対 し て 適
用 さ れ ま す 。
デ フ ォ ル ト フ
ァ ミ リ は −f オ
プ シ ョ ン で 設
定 で き ま す 。
DESC フ ァ イ ル
中 の ス タ イ ル
コ マ ン ド が 、
(も し 存 在 す れ
ば ) ど の フ ォ ン
ト 位 置 が 初 期
状 態 に お い て
フ ォ ン ト で は
な く ス タ イ ル
に 関 連 づ け ら
れ て い る の か
を 制 御 し ま す
。
.substring xx n1 [n2]
レ ジ ス タ xx 中
の 文 字 列 を 、
イ ン デ ッ ク ス
n1 と n2 で 指 定
さ れ る サ ブ 文
字 列 で 置 き 換
え ま す 。 文 字
列 の 最 初 の 文
字 は イ ン デ ッ
ク ス 1 で す 。 n2
が 省 略 さ れ る
と 、 文 字 列 の
長 さ と み な さ
れ ま す 。 イ ン
デ ッ ク ス 値 n1
ま た は n2 が 負
ま た は 0 で あ る
場 合 、 文 字 列
の 末 尾 か ら 後
ろ 向 き に 数 え
ま す 。 す な わ
ち 、 最 後 の 文
字 が イ ン デ ッ
ク ス 0 で あ り 、
最 後 の 文 字 の
前 の 文 字 が -1 な
ど と な り ま す
。
.tkf f s1 n1 s2 n2
フ ォ ン ト f に
対 し ト ラ ッ ク
カ ー ニ ン グ を
有 効 に し ま す
。 現 在 の フ ォ
ン ト が f で あ
る 場 合 、 全 て
の 文 字 の 幅 が
n1 か ら n2 の 範
囲 で 増 加 し ま
す ; 現 在 の ポ イ
ン ト サ イ ズ が
s1 以 下 の 場 合
、 幅 は n1 増 え
ま す ; 現 在 の ポ
イ ン ト サ イ ズ
が s2 以 上 の 場
合 、 幅 は n2 増
え ま す ; ポ イ ン
ト サ イ ズ が s1
以 上 か つ s2 以
下 の 場 合 は 、
増 加 す る 幅 は
ポ イ ン ト サ イ
ズ の 線 形 関 数
と な り ま す 。
.tm1 string
tm リ ク
エ ス ト と 同 様
で す 。 string が コ
ピ ー モ ー ド で
読 み 込 ま れ て
標 準 エ ラ ー に
書 き 出 さ れ ま
す 。 た だ し 先
頭 に 空 白 を 置
け る よ う に す
る た め に 、 string
の 最 初 の ダ ブ
ル ク ォ ー ト は
取 り 除 か れ ま
す 。
.tmc string
tm1 と 同
様 で す が 最 後
の 改 行 を 出 力
し ま せ ん 。
.trf filename
透 過 的 に フ ァ
イ ル filename の 内 容
を 出 力 し ま す
。 各 行 の 出 力
は 各 行 の 先 頭
に \! つ い た も
の と し て 出 力
さ れ ま す 。 し
か し 、 行 は コ
ピ ー モ ー ド に
お け る 解 釈 の
対 象 と は な り
ま せ ん 。 フ ァ
イ ル が 改 行 文
字 で 終 ら な い
場 合 、 改 行 文
字 が 追 加 さ れ
ま す 。 例 え ば
、 フ ァ イ ル f
の 内 容 を 含 む
マ ク ロ x を 定
義 す る に は 、
.di x
.trf f
.di と し ま す 。
cf リ ク エ ス ト
と は 異 な り 、
フ ァ イ ル 中 に
は NUL と い っ
た troff 入 力 文 字 と
し て 不 正 な も
の を 含 む こ と
は で き ま せ ん
。
.trnt abcd
\! に よ
り 転 換 へ 透 過
的 に 取 り 込 ま
れ る テ キ ス ト
に 対 し て 適 用
さ れ な い こ と
を 除 い て 、 tr
リ ク エ ス ト と
同 じ で す 。 例
え ば 、
.tr ab
.di x
\!.tm a
.di
.x はb を 表 示 し
ま す ; trnt が tr の
か わ り に 使 わ
れ た 場 合 、 a
を 表 示 し ま す
。
|
.troff |
|
n ビ ル ト イ ン
状 態 を 偽 に 、
t ビ ル ト イ ン
状 態 を 真 に し
ま す 。 nroff リ ク
エ ス ト の 効 果
を 打 ち 消 し ま
す 。 |
.unformat xx
こ の リ ク エ ス
ト は 、 転 換 xx
を ’ア ン フ ォ ー
マ ッ ト ’ し ま
す 。 転 換 の 整
形 済 み 要 素 を
可 能 な 限 り 入
力 ト ー ク ン に
復 元 し よ う と
試 み る .asciify リ ク
エ ス ト と は 逆
に 、 .unformat は 単
語 間 の タ ブ と
ス ペ ー ス (通 常
、 入 力 中 の ス
ペ ー ス か 改 行
で 生 じ る ) の み
特 別 扱 い し ま
す 。 前 者 は そ
れ ら が 入 力 ト
ー ク ン で あ る
か の よ う に 扱
わ れ ま す 。 そ
し て 後 者 は 再
び 伸 び 縮 み 可
能 と 扱 わ れ ま
す 。 行 の 垂 直
方 向 の サ イ ズ
が 保 存 さ れ な
い こ と に 注 意
し て く だ さ い
。 グ リ フ 情 報
(フ ォ ン ト 、 フ
ォ ン ト サ イ ズ
、 ス ペ ー ス 幅
等 々 ) は 保 た れ
ま す 。 .box と .boxa
リ ク エ ス ト と
組 み 合 わ せ る
と 便 利 で す 。
|
.vpt n |
|
n が 非 0 の 場 合
垂 直 位 置 ト ラ
ッ プ を 有 効 に
し ま す 。 そ う
で な い 場 合 、
垂 直 位 置 ト ラ
ッ プ を 無 効 に
し ま す 。 垂 直
位 置 ト ラ ッ プ
は wh , dt リ ク エ ス
ト に よ り 設 定
さ れ る ト ラ ッ
プ で す 。 it リ
ク エ ス ト に よ
り 設 定 さ れ る
ト ラ ッ プ は 垂
直 位 置 ト ラ ッ
プ で は あ り ま
せ ん 。 垂 直 位
置 ト ラ ッ プ が
発 生 す る か 否
か を 制 御 す る
こ の パ ラ メ ー
タ は 大 域 的 で
す 。 初 期 状 態
で は 垂 直 位 置
ト ラ ッ プ は 有
効 で す 。 |
.warn n
警 告 を 制 御 し
ま す 。 n は 有
効 と さ れ る べ
き 警 告 と 関 連
づ け ら れ た 数
の 和 で す ; そ の
他 の 警 告 は 無
効 と な り ま す
。 警 告 と 関 連
づ け ら れ る 数
の リ ス ト は ’警
告 ’の 章 に 記 載
し ま す 。 例 え
ば .warn 0 は 全 て の
警 告 を 無 効 に
し ま す 。 ま た
、 .warn 1 は 存 在 し
な い 文 字 に 関
す る 警 告 の み
を 有 効 に し ま
す 。 n が 与 え
ら れ な い 場 合
、 全 て の 警 告
が 有 効 に な り
ま す 。
.while c anything 条 件
c が 真 の 間 、
anything を 入 力 と し
て 受 け 付 け ま
す ; c は if リ ク
エ ス ト と し て
受 理 可 能 な 任
意 の 条 件 で す ;
最 初 の 行 が \{
で 開 始 さ れ 最
後 の 行 が \} で
終 了 す る 場 合
、 anything は 複 数 行
と な り 得 ま す
。 break, continue リ ク
エ ス ト も 見 て
下 さ い 。
.write stream anything
anything を
stream と い う 名 前
の ス ト リ ー ム
に 書 き 込 み ま
す 。 stream は す で
に open リ ク エ ス
ト の 対 象 で あ
っ た は ず で す
。 anything が コ ピ ー
モ ー ド で 読 ま
れ ま す ; 先 行 す
る " は 取 り 除
か れ ま す 。
.writem stream xx
マ ク ロ ま た は
文 字 列 xx の 内
容 を stream で 指 定
さ れ た ス ト リ
ー ム へ 書 き 出
し ま す 。 stream は
事 前 に open リ ク
エ ス ト で オ ー
プ ン さ れ て い
な け れ ば な り
ま せ ん 。 xx は
コ ピ ー モ ー ド
で 読 ま れ ま す
。 拡 張 さ れ た
リ ク エ ス ト
.cf filename 転 換 の
中 で 使 用 さ れ
た 場 合 は 、 後
で そ の 転 換 が
読 み 込 ま れ る
と き に 、 filename の
内 容 が 透 過 的
に 出 力 に コ ピ
ー さ れ る よ う
な オ ブ ジ ェ ク
ト を そ の 転 換
の 中 に 埋 め 込
み ま す 。 UNIX troff で
は 、 現 在 、 転
換 の 中 か ど う
か に か か わ ら
ず filename の 内 容 は
す ぐ に 出 力 に
コ ピ ー さ れ ま
す ; こ の 動 作 は
変 則 的 で あ り
バ グ に 違 い あ
り ま せ ん 。
|
.ev xx |
|
xx が 数 で な い
場 合 、 xx で 呼
ば れ る 名 前 付
き 環 境 に 切 り
替 え ま す 。 引
数 な し の ev リ
ク エ ス ト に 対
し て は 、 番 号
付 き 環 境 の 場
合 と 同 様 に 、
対 応 す る 環 境
が ポ ッ プ さ れ
ま す 。 名 前 の
あ る 環 境 の 数
に は 制 限 は あ
り ま せ ん ; 最 初
に 参 照 さ れ る
時 に 生 成 さ れ
ま す 。 |
.fp n f1 f2
fp リ ク
エ ス ト は オ プ
シ ョ ン で 3 番 目
の 引 数 を 取 り
ま す 。 こ の 引
数 は フ ォ ン ト
の 外 部 名 を 与
え ま す 。 こ の
名 前 で フ ォ ン
ト 記 述 フ ァ イ
ル を 探 し ま す
。 2 番 目 の 引 数
は フ ォ ン ト の
内 部 名 で あ り
、 フ ォ ン ト を
マ ウ ン ト し た
後 に troff 中 で フ ォ
ン ト を 参 照 す
る の に 使 用 し
ま す 。 3 番 目 の
引 数 が 無 い 場
合 は 内 部 名 を
外 部 名 と し て
使 用 し ま す 。
こ の 機 能 に よ
り 、 互 換 モ ー
ド に て 長 い 名
前 の フ ォ ン ト
を 使 用 で き ま
す 。
.ss m n
ss リ ク
エ ス ト に 対 し 2
つ の 引 数 が 与
え ら れ る 場 合
、 2 番 目 の 引 数
は 文 の 空 白 サ
イ ズ を 与 え ま
す 。 2 番 目 の 引
数 が 与 え ら れ
な い 場 合 、 文
の 空 白 サ イ ズ
は 語 の 空 白 サ
イ ズ と 同 じ に
な り ま す 。 語
の 空 白 サ イ ズ
と 同 様 、 文 の
空 白 サ イ ズ は
現 在 の フ ォ ン
ト の 空 白 幅 パ
ラ メ ー タ の 1/12 を
単 位 と し ま す
。 語 の 空 白 サ
イ ズ と 文 の 空
白 サ イ ズ の 初
期 値 は と も に 12
で す 。 UNIX troff に 反
し て GNU troff は こ の
リ ク エ ス ト も nroff
モ ー ド で 扱 い
ま す 。 そ れ か
ら 指 定 さ れ た
値 は 12 の 倍 数
で 最 も 近 い 値
に 丸 め ら れ ま
す 。 文 の 空 白
サ イ ズ は 2 つ の
状 況 に て 使 用
さ れ ま す : 行 詰
め モ ー ド に て
文 の 終 り と な
っ た 場 合 、 語
間 の 空 白 と 文
の 空 白 が と も
に 追 加 さ れ ま
す ; 行 の 途 中 に
て 、 文 の 終 り
に 引 続 き 2 つ の
空 白 が 後 続 す
る 場 合 、 2 番 目
の 空 白 は 文 の
空 白 と な り ま
す 。 リ ク エ ス
ト の 2 番 目 の 引
数 を 与 え な け
れ ば 、 GNU troff の 動
作 は UNIX troff の 動 作
と 完 全 に 同 じ
に な り ま す 。 GNU
troff で は UNIX troff と 同
様 、 改 行 及 び 2
つ の 空 白 に て
文 を 追 跡 し ま
す 。
.ta n1 n2...nn T r1 r2...rn
タ ブ 位 置 を n1,
n2,..., nn と し 、 そ
の 後 タ ブ 位 置
を nn+r1, nn+r2,....,
nn+rn と し 、 そ
の 後 タ ブ 位 置
を nn+rn+r1,
nn+rn+r2,...,
nn+rn+rn, と し
…と い う こ と を
繰 り 返 し ま す
。 例 え ば 、
.ta T
.5i は 1/2 イ ン チ 毎
に タ ブ 位 置 と
し ま す 。 新 し
い 数 値 レ ジ ス
タ 以 下 の 読 み
取 り 専 用 レ ジ
ス タ が 利 用 可
能 で す :
|
\n[.C] 互 換 モ ー
ド 時 に |
|
1 に 、 そ う で な
い 場 合 は 0 に な
り ま す 。 |
\n[.cdp] 現
在 の 環 境 に 付
加 さ れ て い る
最 後 の 文 字 の
深 さ 。 文 字 が
ベ ー ス ラ イ ン
よ り 下 に い く
場 合 に 正 に な
り ま す 。
\n[.ce] 中 央 寄 せ さ
れ る べ き 残 り
の 行 数 。 こ の
値 は ce リ ク エ
ス ト で セ ッ ト
さ れ ま す 。
\n[.cht] 現 在 の 環 境
に 付 加 さ れ て
い る 最 後 の 文
字 の 高 さ 。 文
字 が ベ ー ス ラ
イ ン の 上 に い
く 場 合 に 正 に
な り ま す 。
\n[.csk] 現 在 の 環 境
に 付 加 さ れ て
い る 最 後 の 文
字 の ス キ ュ ー
値 。 文 字 の ス
キ ュ ー は 、 そ
の 文 字 の 上 に
付 く ア ク セ ン
ト が そ の 文 字
の 中 央 か ら ど
れ だ け 右 に よ
っ て 配 置 さ れ
る か を 表 し ま
す 。
\n[.ev] 現 在 の 環 境
の 名 前 も し く
は 番 号 。 こ れ
は 文 字 列 で 値
を 保 持 す る レ
ジ ス タ で す 。
\n[.fam] 現 在 の フ ォ
ン ト フ ァ ミ リ
。 こ れ は 文 字
列 で 値 を 保 持
す る レ ジ ス タ
で す 。
\n[.fp] 次 の フ リ ー
フ ォ ン ト 位 置
の 数 を 表 し ま
す 。
|
\n[.g] 常 に |
|
1 で す 。 マ ク ロ
中 で GNU troff 下 で 動
作 し て い る か
ど う か を 判 |
定 す る
に は 、 こ の 値
を 使 用 す る こ
と 。
\n[.hla]
hla リ ク
エ ス ト に よ り
設 定 さ れ た 現
在 の ハ イ フ ネ
ー シ ョ ン 言 語
。
\n[.hlc] 連
続 し て ハ イ フ
ネ ー シ ョ ン 処
理 し た 行 数 。
\n[.hlm] 連 続 し て ハ
イ フ ネ ー シ ョ
ン 処 理 し て 良
い 最 大 値 。 こ
の 値 は 、 hlm リ
ク エ ス ト で 設
定 さ れ ま す 。
\n[.hy] 現 在 の ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
フ ラ グ ( hy リ ク
エ ス ト に て 設
定 さ れ ま す )。
\n[.hym] 現 在 の ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
マ ー ジ ン ( hym リ
ク エ ス ト に て
設 定 さ れ ま す
)。
\n[.hys] 現 在 の ハ イ
フ ネ ー シ ョ ン
空 白 ( hys リ ク エ
ス ト に て 設 定
さ れ ま す )。
\n[.in] 現 在 の 出 力
行 に 適 用 さ れ
て い る イ ン デ
ン ト 。
\n[.int] 直 前 の 出 力
行 が 割 り 込 ま
れ た 場 合 に 正
の 値 に 設 定 さ
れ ま す (つ ま り
\c を 含 ん で い
る 場 合 で す )。
\n[.kern] 文 字 ペ ア 間
カ ー ニ ン グ が
有 効 な ら 1、
そ う で な い な
ら 0 で す 。
\n[.lg] 現 在 の リ ガ
チ ャ モ ー ド を
表 し ま す ( lg リ
ク エ ス ト に て
設 定 さ れ ま す
)。
\n[.linetabs] 現 在 の ラ
イ ン -タ ブ モ ー
ド ( linetabs リ ク エ
ス ト で 設 定 さ
れ た )。
\n[.ll] 現 在 の 出 力
行 に 適 用 す る
行 の 長 さ 。
\n[.lt]
lt リ ク
エ ス ト に よ り
設 定 さ れ た タ
イ ト ル 長 。
\n[.ne] 最
後 に ト ラ ッ プ
を 起 こ し た ne
リ ク エ ス ト に
必 要 だ っ た 空
白 の 量 。 \n[.trunc]
レ ジ ス タ と と
も に 使 用 し ま
す 。
\n[.ns] 空 白 モ ー ド
が 有 効 で な い
場 合 は 1 で 、
そ う で な い 場
合 は 0 で す 。
\n[.pn] 次 の ペ ー ジ
番 号 : pn リ ク エ
ス ト に て 設 定
さ れ る か 、 現
在 の ペ ー ジ 番
号 に 1 を 加 え た
も の で す 。
\n[.ps] ス ケ ー ル ド
ポ イ ン ト 単 位
で 表 し た 現 在
の ポ イ ン ト サ
イ ズ で す 。
\n[.psr] ス ケ ー ル ド
ポ イ ン ト 単 位
で 表 し た 最 後
に リ ク エ ス ト
さ れ た ポ イ ン
ト サ イ ズ で す
。
\n[.rj] 右 揃 え す べ
き 行 数 。 rj リ
ク エ ス ト に よ
り 設 定 さ れ ま
す 。
\n[.sr] 最 後 に リ ク
エ ス ト さ れ た
10進 数 分 数 ポ イ
ン ト で 表 す ポ
イ ン ト サ イ ズ
。 こ れ は 文 字
列 で 値 を 保 持
す る レ ジ ス タ
で す 。
\n[.tabs] 現 在 の タ ブ
設 定 の 文 字 列
表 記 で あ り 、
ta リ ク エ ス ト
の 引 数 と し て
そ の ま ま 利 用
可 能 で す 。
\n[.trunc] 最 後 に 発 生
し た 垂 直 位 置
ト ラ ッ プ に よ
り 縮 め ら れ た
垂 直 空 白 の 量
。 ト ラ ッ プ が
ne リ ク エ ス ト
に て 生 じ た 場
合 、 ne リ ク エ
ス ト に よ り 垂
直 位 置 位 置 の
移 動 分 は 差 し
引 か れ ま す 。
言 い 替 え る な
ら 、 ト ラ ッ プ
が 発 生 し た 場
所 で 、 ト ラ ッ
プ が な か っ た
と し た 場 合 の
垂 直 位 置 と 、
実 際 の 垂 直 位
置 と の 差 を 表
し ま す 。 \n[.ne] レ
ジ ス タ と と も
に 使 用 す る と
効 果 が あ り ま
す 。
\n[.ss]
\n[.sss]
ss リ ク
エ ス ト の 最 初
の 引 数 お よ び 2
番 目 の 引 数 に
よ り 設 定 さ れ
た 値 を 与 え ま
す 。
\n[.vpt] 垂
直 位 置 ト ラ ッ
プ が 有 効 の 場
合 1、 そ う で な
い 場 合 は 0 で す
。
\n[.warn] 現 在 有 効 と
な っ て い る 警
告 に 関 連 づ け
ら れ て い る 数
の 和 で す 。 警
告 に 関 連 づ け
ら れ て い る 数
字 の リ ス ト は
’警 告 ’節 に 記
載 さ れ て い ま
す 。
|
\n[.x] メ ジ ャ ー
バ ー ジ ョ ン 番
号 。 例 え ば バ
ー ジ ョ ン 番 号
が |
|
1.03 の 場 合 、 |
\n[.x] は 1
で す 。
|
\n[.y] マ イ
ナ バ ー ジ ョ ン
番 号 。 例 え ば
バ ー ジ ョ ン 番
号 が |
|
1.03 の 場
合 、 |
\n[.y] は
03 で す 。
|
\n[.Y] |
|
groff の バ ー
ジ ョ ン 番 号 。 |
|
\n[llx]
\n[lly]
\n[urx]
\n[ury] こ れ ら の 4 個
の レ ジ ス タ は
、 .psbb リ ク エ ス
ト に よ っ て 設
定 さ れ 、 指 定
さ れ た PostScript イ メ
ー ジ に 対 す る
(PostScript 単 位 で の ) バ
ウ ン デ ィ ン グ
ボ ッ ク ス 情 報
を 保 持 し ま す
。 以 下 の 読 み
書 き 可 能 レ ジ
ス タ は \w エ ス
ケ ー プ シ ー ケ
ン ス で 設 定 さ
れ ま す :
\n[rst]
\n[rsb]
st, sb レ
ジ ス タ と 同 様
で す が 、 文 字
の 高 さ と 深 さ
も 考 慮 に 入 れ
ま す 。
\n[ssc] 最
後 の 文 字 か ら
下 付 き 文 字 ま
で に 加 え ら れ
る 水 平 空 白 の
量 。 負 も 取 り
得 ま す 。
\n[skw]
\w 引 数
に お け る 最 後
の 文 字 の 中 央
か ら ど れ ほ ど
右 に ず れ て 、
ロ ー マ ン フ ォ
ン ト の ア ク セ
ン ト の 中 央 が
そ の 文 字 上 に
配 置 さ れ る か
を 表 し ま す 。
他 に 利 用 可 能
な 読 み 書 き 可
能 の 数 値 レ ジ
ス タ と し て 以
下 が あ り ま す :
|
\n[c.] 現 在 の 入
力 行 番 号 。 |
|
\n[.c] は こ の レ
ジ ス タ の 別 名
で あ り 、 読 み
出 し 専 |
用 で す
。
|
\n[hp] 入 力
行 で の 現 在 の
水 平 位 置 で す
。 |
|
\n[systat]
sy リ ク
エ ス ト に よ り
最 後 に 実 行 さ
れ た system() の 戻 り
値 。
\n[slimit]
0 よ り 大
き い 場 合 、 入
力 ス タ ッ ク の
最 大 オ ブ ジ ェ
ク ト 数 を 表 し
ま す 。 0 以 下 の
場 合 、 入 力 ス
タ ッ ク 上 の オ
ブ ジ ェ ク ト 数
に 制 限 は あ り
ま せ ん 。 制 限
が 無 い 場 合 、
仮 想 記 憶 を 使
い 果 た す ま で
再 帰 が 続 く こ
と が あ り ま す
。
\n[year] 現
在 の 年 。 伝 統
的 な troff 数 値 レ
ジ ス タ \n[yr] は 、
現 在 の 年 か ら 1900
を 減 じ た 値 で
あ る こ と に 注
意 し て く だ さ
い 。 そ の 他
troff は 、 (読 み 書
き 用 ) 文 字 列 ベ
ー ス の レ ジ ス
タ \*(.T を 前 も っ
て 定 義 し て お
り 、 こ れ に は
-T コ マ ン ド ラ
イ ン オ プ シ ョ
ン に 与 え ら れ
た 引 数 、 す な
わ ち 現 在 の 出
力 デ バ イ ス を
保 持 し て い ま
す (例 え ば latin1 や
ascii )。 こ れ は 、
(読 み 込 み 専 用
の ) 数 値 レ ジ ス
タ \n[.T] が 、 troff
が -T コ マ ン ド
ラ イ ン オ プ シ
ョ ン 付 で 呼 び
出 さ れ た と き
に 1 に 定 義 さ れ
、 そ う で な い
と き に 0 に 定 義
さ れ る の と は
同 じ で は あ り
ま せ ん 。 こ の
動 作 は 、 UNIX troff と
は 異 な り ま す
。
DESC
フ ァ イ ル に 記
述 さ れ て い な
い フ ォ ン ト は
、 参 照 さ れ た
時 点 で 自 動 的
に 次 の 利 用 可
能 な フ ォ ン ト
位 置 に マ ウ ン
ト さ れ ま す 。
フ ォ ン ト を 明
示 的 に fp リ ク
エ ス ト に て 未
使 用 の フ ォ ン
ト 位 置 に マ ウ
ン ト す る 場 合
、 最 初 の 未 使
用 の フ ォ ン ト
位 置 に マ ウ ン
ト し な け れ ば
な り ま せ ん 。
こ の 位 置 は \n[.fp]
レ ジ ス タ に て
参 照 で き ま す ;
し か し な が ら
、 troff は こ れ を
厳 密 に は 強 い
ま せ ん 。 現 在
使 用 さ れ て い
る 位 置 よ り も
多 大 に 大 き く
ず れ る 位 置 に
マ ウ ン ト さ れ
る こ と は 許 さ
れ ま せ ん 。 文
字 列 の 挿 入 は
既 に 存 在 す る
マ ク ロ 引 数 を
隠 し は し ま せ
ん 。 そ れ ゆ え
マ ク ロ 中 で
.xx \\$@
を よ り 効 率 良
く 行 う た め に
は 、
\\*[xx]\\
と し ま す 。 フ
ォ ン ト 記 述 フ
ァ イ ル に 文 字
ペ ア 間 カ ー ニ
ン グ 情 報 が 含
ま れ る 場 合 、
こ の フ ォ ン ト
か ら 出 力 さ れ
る 文 字 は カ ー
ニ ン グ さ れ ま
す 。 \& を 2 つ の
文 字 間 に 置 く
こ と で 、 そ の
文 字 間 の カ ー
ニ ン グ を 禁 止
で き ま す 。 条
件 に お い て 文
字 列 を 比 較 す
る 場 合 、 最 初
の デ リ ミ タ と
異 な る 入 力 レ
ベ ル に お い て
出 現 す る 文 字
は 2 番 目 3 番 目 の
デ リ ミ タ と し
て 認 識 さ れ ま
せ ん 。 こ れ は
tl リ ク エ ス ト
に も 当 て は ま
り ま す 。 \w エ
ス ケ ー プ シ ー
ケ ン ス に お い
て 、 最 初 の デ
リ ミ タ 文 字 と
は 異 な る 入 力
レ ベ ル に あ る
閉 じ る 方 の デ
リ ミ タ 文 字 は
、 認 識 さ れ ま
せ ん 。 マ ク ロ
引 数 を デ コ ー
ド す る 時 に 、
マ ク ロ 引 数 が
ダ ブ ル ク ォ ー
ト で 区 切 ら れ
る 場 合 、 最 初
の デ リ ミ タ 文
字 と は 異 な る
入 力 レ ベ ル に
あ る 文 字 は 、
閉 じ る 方 の デ
リ ミ タ 文 字 と
は 認 識 さ れ ま
せ ん 。 \$@ の 実
装 で は 、 引 数
を 括 る ダ ブ ル
ク ォ ー ト は 同
じ レ ベ ル と な
る こ と が 保 証
さ れ て い ま す
。 こ の レ ベ ル
は 引 数 の 入 力
レ ベ ル と は 異
な り ま す 。 長
い エ ス ケ ー プ
名 中 で は ] は
開 く 方 の ] の
入 力 レ ベ ル と
同 じ で あ る 場
合 を 除 き 、 閉
じ る 方 の デ リ
ミ タ と は 認 識
さ れ ま せ ん 。
互 換 モ ー ド で
は 入 力 レ ベ ル
に 対 す る 注 意
は 払 わ れ ま せ
ん 。 条 件 が 増
え ま し た :
.if rxxx
数 値 レ ジ ス タ
xxx が 存 在 す る
場 合 に 真 と な
り ま す 。
.if dxxx 文 字 列
/マ ク ロ /転 換 /リ
ク エ ス ト に xxx
と い う 名 前 の
も の が あ っ た
場 合 に 真 に な
り ま す 。
.if cch 文 字 ch が
使 用 可 能 な 場
合 に 真 に な り
ま す ; ch は ASCII
文 字 で も ス ペ
シ ャ ル 文 字
\(xx, \[xxx] で
も か ま い ま せ
ん ; ch が char リ ク
エ ス ト に て 定
義 さ れ た 場 合
に も 真 に な り
ま す 。
tr
リ ク エ ス ト は
文 字 を \~ に マ
ッ プ で き る よ
う に な り ま し
た 。 警 告
troff が 出 力 す る
警 告 は 以 下 の
カ テ ゴ リ に 分
類 さ れ ま す 。
各 警 告 に 関 連
す る 名 前 は
−w, −W オ プ
シ ョ ン で 使 用
可 能 で す ; ま た
番 号 は 、 warn リ
ク エ ス ト お よ
び .warn レ ジ ス タ
が 使 用 し ま す
。
|
char 1 存 在 し な
い 文 字 。 デ フ
ォ ル ト で 有 効
で す 。 |
|
number 2 不 正 な 数
式 。 デ フ ォ ル
ト で 有 効 で す
。 |
|
break 4 行 詰 め モ
ー ド に て 、 行
を 分 割 で き な
か っ た た め 、
行 の 長 さ よ り
も 短 く な っ て
し ま い ま し た
。 デ フ ォ ル ト
で 有 効 で す 。 |
|
delim 8 閉 じ る 方
の デ リ ミ タ が
無 い も し く は
マ ッ チ し ま せ
ん 。 |
|
el 16 対 応 す る |
ie リ ク
エ ス ト の 無 い
、 el リ ク エ ス
ト 。
|
scale 32 意
味 の 無 い ス ケ
ー リ ン グ イ ン
ジ ゲ ー タ 。 |
|
range 64 引 数 が 範
囲 を 越 え て い
ま す 。 |
|
syntax 128 数 式 中 の
曖 昧 な 文 法 。 |
|
di 256 現 在 転 換
が 無 い に も か
か わ ら ず 、 引
数 無 し で
di, da を |
使 用 し
た 。
|
mac 512 未 定
義 の 文 字 列 、
マ ク ロ 、 転 換
を 使 用 し た 。
未 定 義 の 文 字
列 、 マ ク ロ 、
転 換 を 使 用 し
た 場 合 、 文 字
列 が 自 動 的 に
空 に 定 義 さ れ
ま す 。 こ の た
め 各 名 前 に 対
す る 警 告 は 大
概 最 大 |
1 回 だ け
で す 。
|
reg 1024 未
定 義 の 数 値 レ
ジ ス タ を 使 用
し た 。 未 定 義
の 数 値 レ ジ ス
タ を 使 用 し た
場 合 、 レ ジ ス
タ が 自 動 的 に
値 |
0 に 定 義
さ れ ま す 。 定
義 は 自 動 的 に
値 0 に て 行 わ れ
ま す 。 こ の た
め 各 名 前 に 対
す る 警 告 は 大
概 最 大 1 回 だ け
で す 。
|
tab 2048 タ
ブ 文 字 の 使 用
が 不 適 切 で し
た 。 数 字 が 期
待 さ れ る 場 所
で タ ブ を 使 用
し た か 、 ク ォ
ー ト さ れ い て
な い マ ク ロ の
引 数 中 で タ ブ
文 字 を 使 用 し
た か の ど ち ら
か で し ょ う 。 |
|
right-brace 4096 数 字 が
期 待 さ れ る 場
所 で |
\} が 使
用 さ れ た 。
|
missing 8192 非
オ プ シ ョ ン 引
数 が 足 り な い
リ ク エ ス ト 。 |
|
input 16384 不 正 な 入
力 文 字 。 |
|
escape 32768 認 識 で き
な い エ ス ケ ー
プ シ ー ケ ン ス
。 認 識 で き な
い エ ス ケ ー プ
シ ー ケ ン ス に
会 っ た 場 合 は
、 そ の エ ス ケ
ー プ 文 字 は 無
視 さ れ ま す 。 |
|
space 65536 リ ク エ ス
ト も し く は マ
ク ロ と そ れ ら
の 引 数 の 間 に
空 白 が あ り ま
せ ん 。 こ の 警
告 は 、 |
2 文 字 よ
り 長 い 未 定 義
の 文 字 に 会 っ
た 場 合 で 最 初
の 2 文 字 が 定 義
さ れ た 名 前 の
と き に 起 こ り
得 ま す 。 こ の
と き リ ク エ ス
ト も し く は マ
ク ロ は 起 動 さ
れ ま せ ん 。 こ
の 警 告 が 発 せ
ら れ る 時 、 ど
の よ う な マ ク
ロ も 自 動 的 に
は 定 義 さ れ ま
せ ん 。 デ フ ォ
ル ト で 有 効 で
す 。 こ の 警 告
は 互 換 モ ー ド
で は 起 こ り 得
ま せ ん 。
|
font 131072 存
在 し な い フ ォ
ン ト 。 デ フ ォ
ル ト で 有 効 で
す 。 |
|
ig 262144 |
ig
リ ク エ ス ト に
よ り 無 視 さ れ
た テ キ ス ト の
中 に あ る 不 正
な エ ス ケ ー プ
。 こ れ ら は 無
視 さ れ た テ キ
ス ト の 中 で は
発 生 し な い エ
ラ ー で す 。 警
告 の グ ル ー プ
を 指 定 す る 名
前 も あ り ま す :
|
all す べ
て 、 た だ し |
|
di, mac,
reg を 除 き ま す
。 伝 統 的 な マ
ク ロ パ ッ ケ ー |
ジ を 使
用 す る 際 に 有
用 な 警 告 の 全
て を カ バ ー す
る よ う に 導 入
さ れ ま し た 。
|
w 全 て
の 警 告 。 非 互
換 性 長 い 名 前
を 使 用 す る と
非 互 換 性 の 問
題 が 起 こ る 場
合 が あ り ま す
。 |
|
UNIX troff |
は
.dsabcd
を 文 字 列 ab の
定 義 で あ り 、
そ の 内 容 が cd
で あ る と 解 釈
し ま す 。 通 常
、 GNU troff は こ れ を
マ ク ロ dsabcd の 呼
び 出 し で あ る
と 解 釈 し ま す
。 ま た 、 UNIX troff は
\*[ と \n[ を 、 文
字 列 /数 値 レ ジ
ス タ [ の 参 照
で あ る と 解 釈
し ま す 。 し か
し 、 GNU troff で は 、
こ れ は 通 常 長
い 名 前 の 始 ま
り で あ る と 解
釈 し ま す 。 互
換 モ ー ド で は
GNU troff は こ れ ら を
伝 統 的 な 方 法
で 解 釈 し ま す
。 ま た 長 い 名
前 は 認 識 さ れ
ま せ ん 。 互 換
モ ー ド は −C コ
マ ン ド ラ イ ン
オ プ シ ョ ン に
て 有 効 に 出 来
、 cp リ ク エ ス
ト に て 有 効 無
効 の 切 替 え が
出 来 ま す 。 互
換 モ ー ド が 有
効 の 場 合 に は
数 値 レ ジ ス タ
\n[.C] が 1 と な り 、
そ う で な い 場
合 は 0 と な り ま
す 。
GNU troff
は 文 字 列 /マ ク
ロ /展 開 /数 値 レ
ジ ス タ /フ ォ ン
ト /環 境 の 名 前
に お い て 、 エ
ス ケ ー プ シ ー
ケ ン ス
\\|\^\&\}\{\(space)\’\’\-\_\!\%\c
を 使 用 す る こ
と を 許 し ま せ
ん ; 一 方 UNIX troff で は
出 来 ま す 。 名
前 中 で の こ れ
ら の エ ス ケ ー
プ シ ー ケ ン ス
の 使 用 を 避 け
る に は 、 \A エ
ス ケ ー プ シ ー
ケ ン ス が 役 に
立 つ か も し れ
ま せ ん 。 分 数
の ポ イ ン ト サ
イ ズ は 顕 著 な
非 互 換 性 を 引
き 起 こ し ま す
。 UNIX troff で は ps リ
ク エ ス ト は ス
ケ ー ル イ ン ジ
ケ ー タ を 無 視
す る た め
.ps 10u
は ポ イ ン ト サ
イ ズ を 10 ポ イ ン
ト に 設 定 し ま
す が 、 GNU troff で は
ポ イ ン ト サ イ
ズ を 10 ス ケ ー ル
ド ポ イ ン ト に
設 定 し ま す 。
GNU torff
で は 、 フ ォ ー
マ ッ ト さ れ て
い な い 入 力 文
字 と フ ォ ー マ
ッ ト さ れ た 出
力 文 字 と の 間
に 基 本 的 な 違
い が あ り ま す
。 出 力 文 字 が
ど の よ う に 出
力 さ れ る の か
に 影 響 す る こ
と が ら は 全 て
、 そ の 文 字 に
記 録 さ れ て い
ま す 。 一 度 出
力 文 字 が 構 成
さ れ た な ら ば
、 そ の 出 力 文
字 は そ の 後 に
実 行 さ れ る リ
ク エ ス ト の 影
響 を 受 け ま せ
ん 。 こ の リ ク
エ ス ト に は bd,
cs, tkf, tr, fp リ
ク エ ス ト が 含
ま れ ま す 。 通
常 、 出 力 文 字
が 入 力 文 字 か
ら 構 成 さ れ る
の は 、 出 力 文
字 が 現 在 の 出
力 行 に 追 加 さ
れ る 直 前 で す
。 マ ク ロ /転 換
/文 字 列 は 実 際
同 じ タ イ プ の
オ ブ ジ ェ ク ト
で す ; す な わ ち
入 力 文 字 の リ
ス ト と 出 力 の
文 字 の 任 意 の
組 み 合 わ せ の
リ ス ト を 保 持
し て い ま す 。
マ ク ロ 処 理 に
お い て は 出 力
文 字 は 入 力 文
字 の よ う に は
振 舞 い ま せ ん ;
出 力 文 字 は 、
そ の 元 の 入 力
文 字 が 持 っ て
い た 特 殊 な プ
ロ パ テ ィ を 一
切 継 承 し ま せ
ん 。 例 え ば 、
.di x
\\\\
.br
.di
.x はGNU groff で は \\
を 表 示 し ま す ;
各 \ の ペ ア は
単 一 の 出 力 \
に な り 、 出 力
結 果 の 複 数 の
\ は 、 再 読 み
込 み の 時 に は
エ ス ケ ー プ 文
字 と し て は 解
釈 さ れ ま せ ん
。 UNIX troff で は 再 読
み 込 み の 時 に
は エ ス ケ ー プ
文 字 と し て 解
釈 さ れ る た め
、 最 終 的 な 結
果 は 単 一 の \
と な り ま す 。
表 示 可 能 な \
を 得 る 正 し い
方 法 は 、 \e エ
ス ケ ー プ シ ー
ケ ン ス を 使 用
す る こ と で す :
こ の エ ス ケ ー
プ シ ー ケ ン ス
は 、 転 換 の 中
で あ る か 否 に
か か わ ら ず 、
常 に 現 在 の エ
ス ケ ー プ 文 字
実 体 を 一 つ 表
示 し ま す ; こ れ
は GNU troff で も UNIX troff で
も 動 作 し ま す
。 転 換 中 に 、
転 換 が 再 読 み
込 み さ れ た 時
に 解 釈 さ れ る
よ う な エ ス ケ
ー プ シ ー ケ ン
ス を 埋 め 込 み
た い 場 合 、 伝
統 的 な \! 透 過
出 力 機 構 を 使
用 す る か 、 こ
れ が 適 当 で な
い な ら 新 し い
\? エ ス ケ ー プ
シ ー ケ ン ス を
使 用 し て 下 さ
い 。
GROFF_TMAC_PATH
: で 区 切 ら れ た
、 マ ク ロ フ ァ
イ ル を 検 索 す
べ き デ ィ レ ク
ト リ 名 の リ ス
ト 。 troff は 、 そ
れ ら の 前 に −M
オ プ シ ョ ン で
指 定 さ れ た デ
ィ レ ク ト リ を
調 べ 、 そ ら ら
の 後 で 標 準 の
デ ィ レ ク ト リ
(安 全 で な い モ
ー ド で は 現 在
の デ ィ レ ク ト
リ 、 ホ ー ム デ
ィ レ ク ト リ 、
/usr/share/tmac/, /usr/share/tmac/,
/usr/share/tmac/) を 調 べ ま
す 。
GROFF_TYPESETTER デ フ ォ
ル ト の 出 力 デ
バ イ ス
GROFF_FONT_PATH : で 区 切
ら れ た 、 フ ォ
ン ト を 検 索 す
べ き デ ィ レ ク
ト リ 名 の リ ス
ト 。 troff は 、 ま ず
-F オ プ シ ョ ン で
指 定 さ れ た デ
ィ レ ク ト リ を
検 索 し 、 次 に
本 環 境 変 数 で
指 定 さ れ た デ
ィ レ ク ト リ 、
最 後 に 標 準 の
デ ィ レ ク ト リ (
/usr/share/groff_font ) を 検 索
し ま す 。
/usr/share/tmac/troffrc
初 期 化 フ ァ イ
ル (他 の マ ク ロ
パ ッ ケ ー ジ の
前 に 呼 び 出 さ
れ ま す )
/usr/share/tmac/troffrc-end 初 期 化
フ ァ イ ル (他 の
マ ク ロ パ ッ ケ
ー ジ の 後 に 呼
び 出 さ れ ま す )
/usr/share/tmac/name.tmac
/usr/share/tmac/tmac.name マ ク
ロ フ ァ イ ル
/usr/share/groff_font/devname/DESC
デ バ イ ス name の
デ バ イ ス 記 述
フ ァ イ ル
/usr/share/groff_font/devname/F
デ バ イ ス name に
お け る フ ォ ン
ト F の フ ォ ン
ト 記 述 フ ァ イ
ル
troffrc
と troffrc-end は 、 セ
キ ュ リ テ ィ の
た め デ フ ォ ル
ト で 現 在 の デ
ィ レ ク ト リ と
ホ ー ム デ ィ レ
ク ト リ の い ず
れ で も 検 索 さ
れ な い 事 に 注
意 し て く だ さ
い ( −U オ プ シ
ョ ン が 指 定 さ
れ て い て も )。
必 要 な 場 合 は
−M コ マ ン ド ラ
イ ン オ プ シ ョ
ン か GROFF_TMAC_PATH 環 境
変 数 を 使 っ て
そ れ ら の デ ィ
レ ク ト リ を 検
索 パ ス に 加 え
ら れ ま す 。
groff(7)
-- 短 い で す が 、
リ ク エ ス ト 、
レ ジ ス タ 、 エ
ス ケ ー プ に 関
す る 完 全 な リ
フ ァ レ ン ス で
す 。
groff(1),
tbl(1), pic(1), eqn(1),
refer(1), soelim(1), grn(1),
grops(1), grodvi(1), grotty(1),
grohtml(1), grolj4(1), groff_font(5),
groff_out(5), groff_char(7)
|