名 前
clog, clogf, clogl − 複 素 数 の 自 然 対 数
書 式
#include <complex.h>
double
complex clog(double complex z);
float complex clogf(float complex z);
long double complex clogl(long double complex
z);
−lm で リ ン ク す る 。
説 明
対 数 clog() は 指 数 関 数 cexp() の 逆 関 数 で あ る 。 し た が っ て 、 y = clog(z) な ら ば 、 z = cexp(y) が 成 立 す る 。 y の 虚 数 部 の 値 は 区 間 [−pi,pi] か ら 選 択 さ れ る 。 次 の 関 係 が 成 立 す る :
clog(z) = log(cabs(z)) + I * carg(z)
z と し て 0 に 近 い 値 を 入 れ る と 、 オ ー バ ー フ ロ ー を 起 こ す た め 、 注 意 が 必 要 で あ る 。
バ ー ジ ョ ン
こ れ ら の 関 数 は glibc バ ー ジ ョ ン 2.1 で 初 め て 登 場 し た 。
準 拠
C99.
関 連 項 目
cabs(3), cexp(3), clog10(3), clog2(3), complex(7)
こ の 文 書 に つ い て
こ の man ペ ー ジ は Linux man−pages プ ロ ジ ェ ク ト の リ リ ー ス 3.79 の 一 部 で あ る 。 プ ロ ジ ェ ク ト の 説 明 と バ グ 報 告 に 関 す る 情 報 は http://www.kernel.org/doc/man−pages/ に 書 か れ て い る 。